毎年オープンキャンパス終了後の土・日を利用して行われている「岐阜大学公開講座--応用生物科学部 高校生のための体験実験講座」が,今年は8月8日・9日の二日間の日程で行われ,その担当教室として我々の研究室が対応しました。
7人の定員に対して,7人の応募があったのですが,当日は残念ながら2名の欠席となり,5人の高校生が「食品成分の隠れたはたらきを覗いてみよう」という実験に挑戦しました。
3年生が1名と2年生が4名の参加でしたが,牛乳からカゼインタンパク質を抽出してカルシウムとの相互作用をみる実験や,鶏卵のアルブミンやグロブリンのコロイド溶液に対するお茶カテキンの影響をみる実験,リンゴの褐変反応のメカニズムを探る実験,そして牛乳やジュースの中から糖質をとり出してみる実験と,実に盛りだくさんの実験をわずか2日間で体験してもらいました。