『たかがミルク,されどミルク〜ミルクタンパク質の不思議に魅せられてたどった道〜』と題した,今年度末で定年退職を迎える金丸義敬教授の最終講義が,2月8日午後1時から行われました。
会場となった,応用生物科学部多目的ホールには,学内の学生諸君や教員に加え,全国各地から,金丸先生にゆかりのある卒業生の方々や共同研究等で関係のある企業の方々が来学し,最後列の壁際に立ち見の聴衆も出るほどの盛況でした。
講義は,これまでの36年にわたる岐阜大学での研究を振り返って,発見されたミルクタンパク質を役者に見立てた全3幕の演劇風に仕立てられていました。途中,幕間(まくあい)の演出も登場する本格派に聞き入っていると,1時間半の時間はあっという間に過ぎてしまいました。
最後には,お孫さんからのエールというサプライズもあり,会場に大きな拍手が沸き起こる中,最終講義は終了しました。
その後,卒業生の方々と金丸先生を囲んで長年の労をねぎらいました。